増大号 極める!呼吸機能検査 患者を診る力が成功のカギ
4章 フローボリューム波形と患者状態から読み解く失敗例とその対応(努力肺活量測定)
咳(吐き終わり)
清水 康平
1
1東邦大学医療センター大森病院臨床生理機能検査部
キーワード:
力みすぎ
,
呼気末側
,
慢性閉塞性肺疾患
,
chronic obstructive pulmonary disease
,
COPD
,
気管支喘息
Keyword:
力みすぎ
,
呼気末側
,
慢性閉塞性肺疾患
,
chronic obstructive pulmonary disease
,
COPD
,
気管支喘息
pp.194-195
発行日 2025年2月1日
Published Date 2025/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.030126110530020194
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- 文献概要
原因分析
咳,特に吐き終わりは,勢いよく吐き出した後,最後まで吐き切る際に力みすぎていることが多い.その他,閉塞性換気障害を呈する気管支病変をもつ患者では,呼気末側での咳が出やすいことが多い(図).一方で,間質性肺炎など肺胞や肺胞間質に炎症が起こる疾患では起こりにくい.
*本論文中、[▶動画]マークにつきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2028年2月29日まで)。
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