特集 クリニカルクエスチョンで学ぶ糖尿病治療薬—糖尿病治療の新しい潮流
現場の疑問を解決—療養指導編
Question 12 ブリットル型糖尿病ではインスリンポンプ療法が有効か？
宮崎 あすか
1
,
中村 昭伸
1
1北海道大学大学院医学研究院免疫・代謝内科学教室
キーワード：
ブリットル型糖尿病
,
インスリンポンプ
,
continuous subcutaneous insulin infusion
,
CSII
,
sensor augmented pump
,
SAP
Keyword:
ブリットル型糖尿病
,
インスリンポンプ
,
continuous subcutaneous insulin infusion
,
CSII
,
sensor augmented pump
,
SAP
pp.173-175
発行日 2022年1月10日
Published Date 2022/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402228028
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Point
◎インスリンポンプ療法（CSII療法）では，皮膚トラブルや経済的負担などのデメリットもあり，それらを十分説明し，患者の自己決定を尊重する．
◎ブリットル型（不安定型）糖尿病は1型糖尿病に多いが，2型糖尿病でもみられる．
◎インスリン頻回注射療法（MDI）で血糖コントロールに難渋する場合には，CSII療法は有効である．
Copyright © 2022, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.
