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今月の特集1 病態から学ぶ生化学
病態から学ぶ糖代謝・動態
Glucose metabolism and its pathophysiology
五十嵐 雅彦
1,2,3
1山形市立病院済生館糖尿病内分泌内科
2山形市立病院済生館地域糖尿病センター
3山形市立病院済生館中央診療部臨床検査室
キーワード:
糖尿病
,
ヘモグロビンA1c(HbA1c)
,
インスリン(IRI)
,
低血糖
,
糖尿病ケトアシドーシス(DKA)
Keyword:
糖尿病
,
ヘモグロビンA1c(HbA1c)
,
インスリン(IRI)
,
低血糖
,
糖尿病ケトアシドーシス(DKA)
pp.910-918
発行日 2017年8月15日
Published Date 2017/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542201335
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Point
●血糖は,健常人では食前と食後を含めほぼ70〜160mg/dLという狭い範囲で維持されており,この調節が破綻した場合には高血糖や低血糖などの病態をきたす.
●血糖コントールの指標であるヘモグロビンA1c(HbA1c)とグリコアルブミン(GA)に関して,病態によって正しく評価できない場合がある.
●高齢者の低血糖では,脳卒中様の症状を呈する場合がある.
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