特集 はじめよう,検査説明
免疫
11 直接抗グロブリン試験で補体のみ陽性と報告された場合,どうすればよいですか?
山口 恭子
1
1九州大学病院検査部
pp.1312-1313
発行日 2013年10月30日
Published Date 2013/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542103640
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1.直接抗グロブリン試験
直接抗グロブリン試験(direct antiglobulin test;DAT)は直接Coombs試験とも呼ばれ,生体内ですでに赤血球に感作している抗体(または補体)の有無をみる検査である.抗IgG(immunoglobulin G)あるいは抗補体に対し,どちらで凝集するのかによって,意義が異なる.
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