Laboratory Practice 〈免疫血清〉
直接抗グロブリン試験陽性時の検査と適合血の選択
佐々木 正照
1
,
小野 昌樹
1
,
林 祐也
1
1株式会社イムコア
pp.282-285
発行日 2009年3月1日
Published Date 2009/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543102398
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はじめに
直接抗グロブリン試験(direct antiglobulin test,DAT)は自己免疫性疾患の診断に有用であるが,薬剤,血液型不適合輸血,新生児溶血疾患,臓器あるいは幹細胞移植などでも陽性を示す.DAT陽性の診断は,患者の病態や使用薬剤,妊娠・輸血歴,治療(薬剤)なども考慮して決定する.
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