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あとがき
片山 善章
pp.854
発行日 2009年7月15日
Published Date 2009/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542102030
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唾液を臨床検査試料として利用したのは1980年代からである.それは非侵襲的に検査試料が得られるというのが第一番目の理由で,唾液のほうが検査材料と適しているのが第二番目であろう.
非侵襲的に得られる検査材料でもっとも汎用されているのは尿であることは誰もが認めている.河合忠,他『尿検査―その知識と病態の考え方―』(メディカル・ジャーナル社,1992年)の尿検査の歴史から一部抜粋をして以下に述べる.
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