今月の主題 結核
総論
結核の標準的治療と管理
露口 一成
1
,
坂谷 光則
2
Kazunari TSUYUGUCHI
1
,
Mitsunori SAKATANI
2
1国立病院機構近畿中央胸部疾患センター臨床研究センター感染症診断・治療研究室
2国立病院機構近畿中央胸部疾患センター臨床研究センター
キーワード:
結核
,
感染症法
,
結核医療の基準
Keyword:
結核
,
感染症法
,
結核医療の基準
pp.1093-1096
発行日 2008年10月15日
Published Date 2008/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542101716
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結核は伝染病であるため,患者を治癒させるのみならず周囲への感染を防ぐことも重要であり,社会的な側面の大きい疾患である.そのため,すべての患者を届け出の対象とし,定められた標準治療を確実に行うこと,接触者調査を行い必要に応じて潜在性結核感染症に対する治療を行うことなどが感染症法に定められている.標準治療については様々なガイドラインが出されており,わが国でも最近,「結核医療の基準」の見直しが行われた.
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