今月の主題 補完・代替医療
各論
ペインクリニックでの電気刺激療法
高橋 秀則
1
,
森田 茂穂
2
Hidenori TAKAHASHI
1
,
Shigeho MORITA
2
1帝京大学医学部附属市原病院ペイセンター
2帝京大学医学部附属病院麻酔科
キーワード:
経皮的電気刺激法
,
脊髄硬膜外刺激法
,
大脳皮質運動野刺激法
Keyword:
経皮的電気刺激法
,
脊髄硬膜外刺激法
,
大脳皮質運動野刺激法
pp.755-761
発行日 2003年7月15日
Published Date 2003/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542101086
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〔SUMMARY〕 電気刺激が本格的に臨床の場で用いられるようになったのは,MelzackとWallによってゲートコントロール理論が提唱されてからである.以来電気刺激療法は疼痛治療の1つとして変遷を遂げてきた.現在主に用いられているのは経皮的電気刺激法,脊髄硬膜外刺激法,大脳皮質運動野刺激法である.経皮的電気刺激法は種々の表在的な軽~中等度の痛みに,脊髄硬膜外刺激法は神経因性疼痛や血管性疼痛に,大脳皮質運動野刺激法は中枢性疼痛に適応がある.〔臨床検査 47:755-761,2003〕
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