今月の主題 補完・代替医療
各論
補助代替コミュニケーション
小島 哲也
1
Tetsuya KOJIMA
1
1信州大学教育学部障害児教育講座障害児心理研究室
キーワード:
言語臨床
,
重度コミュニケーション障害
,
補助代替コミュニケーション(AAC)
,
参加モデル
Keyword:
言語臨床
,
重度コミュニケーション障害
,
補助代替コミュニケーション(AAC)
,
参加モデル
pp.744-753
発行日 2003年7月15日
Published Date 2003/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542101085
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〔SUMMARY〕 様々な原因によってスピーチの獲得や使用に著しい困難を示す人々の言語治療に,各種の非音声系伝達手段をスピーチの補助または代替として積極的に利用するアプローチを補助代替コミュニケーション(AAC)という.最近,AACは言語治療アプローチとして浸透してきただけでなく,医療,福祉,教育にかかわる包括的サービスを提供するための学際的・複合領域的な臨床・研究分野として確立されつつある.本稿では,AACの発展の背景,基本要素について解説し,ある脳性まひ児の指導事例を紹介した.〔臨床検査 47:744-753,2003〕
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