今月の主題 イムノアッセイ
総論
自己抗体の測定法と対応抗原の分析
三森 経世
1
Tsuneyo MIMORI
1
1京都大学大学院医学研究科臨床免疫学
キーワード:
免疫沈降法
,
免疫ブロット法
,
cDNAクローニング
Keyword:
免疫沈降法
,
免疫ブロット法
,
cDNAクローニング
pp.1619-1625
発行日 2003年12月15日
Published Date 2003/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542101061
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〔SUMMARY〕 膠原病患者血清中に検出される自己抗体は特定の臨床像と密接に関連し,疾患の補助診断,病型分類,予後の推定,治療効果判定など,臨床的に有用である.50種類以上に及ぶ自己抗体とその対応抗原が確認されており,かかる自己抗原の多くは遺伝子の複製,転写,RNAプロセッシング,蛋白の翻訳など細胞の重要な生命現象に関与する酵素あるいは調節因子であることが判明している.〔臨床検査 47:1619-1625,2003〕
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