今月の主題 尿路感染症の診断
総論
尿路感染症における迅速診断と精密同定診断
川上 小夜子
1
,
斧 康雄
2
,
宮澤 幸久
3
Sayoko KAWAKAMI
1
,
Yasuo ONO
2
,
Yukihisa MIYAZAWA
3
1帝京大学医学部附属病院中央検査部
2帝京大学医学部微生物学講座
3帝京大学医学部附属病院中央検査部/臨床病理学
キーワード:
尿路感染症
,
迅速診断
,
遺伝子検査
Keyword:
尿路感染症
,
迅速診断
,
遺伝子検査
pp.143-149
発行日 2007年2月15日
Published Date 2007/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542100419
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尿路感染症の迅速診断法には,尿中の白血球数(膿尿)を検査する方法,尿中の細菌数を検査する方法,および目的とする病原体の抗原を検出する方法などがある.精密同定診断としての遺伝子検査法は2時間以上を要するが,目的とする病原体を高感度に検出することが可能で,近年複数の方法が開発されつつある.〔臨床検査 51:143-149,2007〕
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