今月の主題 キャピラリー電気泳動法
各論
血清蛋白分画のパターン分析による病態解析
三宅 紀子
1
,
山田 俊幸
2
Noriko MIYAKE
1
,
Toshiyuki YAMADA
2
1順天堂大学医学部臨床病理
2自治医科大学臨床検査医学
キーワード:
キャピラリー電気泳動法
,
病的蛋白分画
,
M蛋白血症
Keyword:
キャピラリー電気泳動法
,
病的蛋白分画
,
M蛋白血症
pp.975-980
発行日 2005年9月15日
Published Date 2005/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542100246
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
〔SUMMARY〕 キャピラリーゾーン電気泳動法(CZE)は分解能に優れている.このため,Alb~γ-globulinの5分画の増減だけでなく,各分画内の代表的成分の増減を推定できる.ここで蛋白分画で病態が推定できる疾患についてCZEでみられる変化をまとめた.さらに,M蛋白血症の検出感度などについてもまとめた.〔臨床検査 49:975-980,2005〕
Copyright © 2005, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.