今月の主題 キャピラリー電気泳動法
各論
キャピラリー電気泳動法の臨床検査への展開
宇治 義則
1
,
姫野 真悟
1
,
吉田 千晶
2
Yoshinori UJI
1
,
Shingo HIMENO
1
,
Chiaki YOSHIDA
2
1熊本大学大学院医学薬学研究部病態情報解析学分野
2熊本大学医学部付属病院中央検査部
キーワード:
蛋白分画
,
M蛋白同定
,
LDアイソザイム
,
HBs抗原
,
リポ蛋白
Keyword:
蛋白分画
,
M蛋白同定
,
LDアイソザイム
,
HBs抗原
,
リポ蛋白
pp.969-974
発行日 2005年9月15日
Published Date 2005/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542100245
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〔SUMMARY〕 日常臨床検査法には高い特異性に加え迅速性,簡便性,良好な再現性,経済性などが要求される.キャピラリー電気泳動法は,これらの要件を満たし得る分析法の一法と考えられる.本稿ではキャピラリー電気泳動法を用いた日常検査法として,蛋白分画,酵素アイソザイムの分析,M蛋白の同定,HBs抗原の測定,血清リポ蛋白分画の測定について自験例を概説した.〔臨床検査 49:969-974,2005〕
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