特集 保健・医療・福祉複合体
ヘルスケア・コミュニティづくりを目指して—「長岡医療と福祉の里」の理念と実践
田宮 崇
1,2,3
Takashi TAMIYA
1,2,3
1医療法人崇徳会
2社会福祉法人長岡老人福祉協会
3社会福祉法人長岡福祉協会長岡西病院
pp.492-496
発行日 1992年6月1日
Published Date 1992/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541903758
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田宮病院から「長岡医療と福祉の里」へ
所在地の新潟県長岡市は人口18万余,新潟市に次いで県内二番目,上越新幹線で東京より約1時間半で到着する.新幹線に加えて,JR上越線,信越線の両線が通り,関越,北越両高速道の分岐点であって,交通,物流の要地である.また,夏の花火と,近郊では良寛の遺跡で有名である.
信濃川をはさんで,東側は旧くからの市街地であり,西側は以前,田園地帯であったが,近年急激に人口が集中して,新市街を形成しつつあり,「長岡医療と福祉の里」の所在地もその大部分が西側に展開している.
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