グラフ
長岡西病院を開院し新たな発展段階に入った長岡医療と福祉の里
pp.377-382
発行日 1993年5月1日
Published Date 1993/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900352
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新潟県長岡市の人口は18万人余.県内では新潟市に続いて二番目の規模の中都市である.雪国の印象が強いが,ここ5年ほどは地球の温暖化現象の影響か,冬季の降雪はずっと少なくなってきているという.取材に訪れた3月下旬はコートさえ要らないほどのポカポカ陽気.名残雪も郊外の日陰で稀に目にする程度だった.
「長岡医療と福祉の里」はその名称から,ある地域に医療と福祉の施設が固まって存在しているさまを想像しがちだが,資料に示したように,関連施設が5地区に点在する広がりをもっている.旧「長岡医療と福祉の里」にあたる田宮病院を中心にした深沢町の施設群.これに近年新たに三ツ郷屋町に建てられた長岡西病院,老人保健施設「サンプラザ長岡」が加わり,新旧の二大施設群を形成している.これらを恒星にたとえると,残りの3地区にある各施設は機能的にも規模的にも衛星に見立てられるだろう.
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