病院管理フォーラム 事務長の病院マネジメントの課題—急性期病院の立場から・5
聖路加国際病院の過去・現在・未来(2)
中村 彰吾
1
1聖路加国際病院
pp.655-657
発行日 2002年8月1日
Published Date 2002/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541903588
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職員の直接的な痛みを伴わない,経費,委託費などの外堀を埋める作戦が終わった.次の段階の改善・改革計画は,内堀を埋める作戦である.この段階で職員は,ルールの厳守,自分の要求する権利を主張したら,それに伴って義務を果たさなければならないなど,組織統制を感じ始める.その大阪城の内堀に当たるのが材料費の削減である.
③材料費=物品管理センター,薬剤部,放射線部のタスク 材料費については「購買管理」,「在庫管理」,「供給管理」の三つの切り口において,効率的な運営が要求される.
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