特集 緩和ケアの検証と今後の課題
緩和ケア—現場からのレポート—栄光病院ホスピス——死を見つめ・いのちを支えるホスピスを目指して
下稲葉 康之
1
1特別医療法人栄光会栄光病院
pp.207-208
発行日 2002年3月1日
Published Date 2002/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541903493
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栄光病院ホスピスの目標
古ぼけた木造2階建の亀山病院(現在の栄光病院)で極めて素朴にホスピスを始めたのは1981年春,当時の地方新聞は一面トップに「西日本初のホスピス」と大々的に報じた.
1986年には,新築成った栄光病院3階病院で混在型でホスピスケアを展開することとなった.1990年9月には旧厚生省により「緩和ケア病棟を有する病院」として22床の認可を受け,その後増床を重ね,現在ホスピス病棟36床(2病棟単位)で「死を見つめ・いのちを支える」ホスピスを目指し,その充実のために鋭意励んでいる.
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