特集 医療連携と病院
地域医療支援病院の現況―紹介型・開放型機能を基盤とする医療連携/地域中核病院としての機能を追求/「開業医が紹介したくなる病院」を目指して/地域とともに歩んで10年/高度医療を担い地域医療の向上を目指す/地域の小児医療を担う後方病院として
門脇 謙
1
,
粟根 康行
2
,
石川 詔雄
3
,
佐藤 由佳
4
,
長谷川 英之
5
,
赤司 俊二
6
1秋田県成人病医療センター
2財団法人東京都保健医療公社多摩南部地域病院
3財団法人筑波メディカルセンター病院
4財団法人東京都保健医療公社東部地域病院
5藤沢市民病院
6埼玉県立小児医療センター
pp.862-869
発行日 2001年10月1日
Published Date 2001/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541903387
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秋田県成人病医療センターは,昭和59年,旧県立施設を財団法人が運営という公設民営理念と県医師会の事業参加を旗印に発足した.以来,あくまでも登録医制度を中心に,紹介型・開放型の2次〜3次医療を展開してきた.平成12年2月,2次医療圏を対象とする地域医療支援病院となったが,県保健医療計画の第3次救急医療機関として,より広域的にセーフティネットの機能も果たしている.
本稿では,当センターの現況,ならびに地域医療連携の課題を述べる.
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