病院管理フォーラム 看護管理・13
シフトワーク・マネージメント—2.諸外国の実態から日本の勤務体制を考える
嶋森 好子
1
1前:東京都済生会向島病院看護部
pp.362-363
発行日 1999年4月1日
Published Date 1999/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902679
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前回で述べたように,われわれは1997年度に,医療制度の異なる看護の先進国および環太平洋の諸国から,イギリス,ドイツ,アメリカ,オーストラリア,韓国,日本の6か国の公立またはそれに準ずる大都市圏に近い300〜1,000床の病院で,看護婦の勤務の実態について調査した1).看護部長から郵送してもらった看護婦のアンケートの結果と勤務表の実態を表1,2に,また,聞き取りまたは文献から得た各国の平均在院日数と週労働時間について表3に示した.これらの表から,諸外国と日本の看護婦の勤務の実態を比較し,今後の課題を考えてみたい.
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