いま,小児専門病院・小児科部門の運営は・2
名古屋第一赤十字病院小児医療センター
杉藤 徹志
1
,
有吉 允子
2
,
服部 龍夫
3
1名古屋第一赤十字病院小児医療センター小児外科
2名古屋第一赤十字病院小児医療センター第一小児科
3名古屋第一赤十字病院外科
pp.174-176
発行日 1997年2月1日
Published Date 1997/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902037
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●沿革
名古屋第一赤十字社病院は1937年(昭和12年)4月に,日本赤十字社愛知支部病院として101床をもって開設され,診療科は内科,外科,産婦人科,皮膚泌尿器科,眼科,耳鼻科と小児科の7科であった.その後幾多の変遷と,病院規模の拡大があったが,小児医療関係では,1980年にNICU (新生児集中治療室)を開設,1982年小児外科を開いた.折から,愛知県に小児専門病院の開設を求める運動が展開されていたが,諸般の事情から頓挫をみたため,その代替となるべき小児総合医療センターを当院に設置することとなり,愛知県の補助のもとに,1984年9月に,92床(小児内科:46,小児外科系:28,NICU・NCU:18)から成る小児医療センターが発足した.さらに1993年には,小児血液免疫センター(骨髄移植センター)34床,NICU 6床を加え,現在は130床から成っている.なお,病院全体の病床数は900床である.
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