グラフ
地下鉄と直結した‘中村日赤’病院—防火の備えに意をつくす名古屋第一赤十字病院
pp.13-17
発行日 1973年10月1日
Published Date 1973/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541205120
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国鉄名古屋駅から市営地下鉄で8分.‘中村日赤’駅で下車,170メートルの地下道を通って上にあがったところがちょうど名古屋第一赤十字病院の外来診療棟の玄関になっている.‘中村日赤’という病院名が公営交通路線の駅名になっているのも珍しいが,その駅と病院が地下道で結ばれているのはもっと珍しい.世界にもあまり例がないだろう.この地下道は,5億円もかけて病院自身でつくったというからこれまた驚く.
一昨年建てたばかりの2階建の外来診療棟と360床を有する8階建の病棟は,工費13億円と3年の歳月がかかったというだけあってさすがにりっぱである.
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