連載 アーキテクチャー 保健・医療・福祉 第21回
国立病院東京災害医療センター
伊豆倉 真
1
1伊藤喜三郎建築研究所
pp.668-674
発行日 1996年7月1日
Published Date 1996/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541901861
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施設設定・位置づけ
旧国立立川病院と旧王子病院の統合により新設された国立病院東京災害医療センターは,南関東地域における広域災害医療の基幹施設として整備され,関東大震災級の地震に対しても病院機能が維持できるよう十分な耐震性能と防火性能を有している.
敷地は,昭和52年に米軍基地が全面返還され,その後整備された立川広域防災基地内に位置し,同基地内には「立川広域防災基地計画標準」に基づき,東京都災害対策本部予備施設・立川警察・食糧庁倉庫・防災要員宿舎などが整備され,国営昭和記念公園が隣接している.
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