連載 病院めぐり
―国立病院機構―東京医療センター
岩田 卓
1
1国立病院機構 東京医療センター
pp.1015
発行日 2006年7月10日
Published Date 2006/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409100757
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国立病院機構東京医療センターの前身である国立東京第二病院は,終戦時に海軍関連3医療施設が合併し,当時の厚生省に移管されて発足しました.以後,陸軍病院から発足した新宿の国立東京第一病院(現国立国際医療センター)とともに「東一」「東二」とならび称され,国立病院の中核施設として発展してきました.平成10年に名称を「国立病院東京医療センター」と改め,平成16年には独立行政法人化に伴って現在の「独立行政法人国立病院機構東京医療センター」となりました.
当施設は全760床を有し,都立駒沢オリンピック公園に隣接する恵まれた環境に位置しています.約3万8千坪の敷地内には外来棟,入院棟,手術検査棟をはじめ,臨床研究センターや職員宿舎が並んでいますが,このうち診療の中心となる外来棟および入院棟は平成11年に完成した新しい建物です.平成18年1月から電子カルテシステムに全面移行し,現在はおおむね良好に機能しています.
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