特集 揺れる基準看護
[新たな勤務体制の模索・2]救命救急センターにおける2交替制勤務導入の経過とその評価
松月 みどり
1
1日本大学医学部附属板橋病院救命救急センター
pp.334-337
発行日 1994年4月1日
Published Date 1994/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541901204
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はじめに
救命救急センターは昼夜を問わず患者が搬送される施設であり,いつも患者に最高の医療が行えるスタッフ体制が望ましい.しかし実際は,それに充分答えるだけの人的配置が,望めないのが現状であり,限られた条件のなかで,いかに充実した医療が提供できるかが問題となる.数分単位で病態が変化する救命治療のなかで,当救命救急センターでは,より継続性のある看護を行うことと,勤務者のニーズを考えた勤務体制を検討し,12時間2交替制勤務を導入した.今回は2交替制勤務導入までの経過と実施しての評価について報告する.
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