病院管理の現場から 看護最前線
やり甲斐のある看護管理
板橋 玲子
1
Reiko ITABASHI
1
1三戸中央病院
pp.157
発行日 1990年2月1日
Published Date 1990/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900575
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青森県南部に位置する三戸町は,山紫水明にして農・水産・商業に恵まれた人口1万5,600の町で,南部藩の居城として栄えた歴史をもち,昨年町制100周年を迎えたところである.
私が病床数638床の某市の総合病院の婦長を1年務めたあと,運と意志に任せて,180床の当院の総婦長の重責を負うことになったのは,昭和55年,私が35歳のときだった.赴任して当初の課題は,基準看護を採ること,そのために三交替制とチームナーシング方式を敷くこと,看護計画と看護記録を充実させて患者サービスに力を注ぐこと等で,目標は明確であった.
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