ケース・レポート
差額ベッド規制緩和は病院経営にどう影響しているか—全国初の承認施設—公立陶生病院/全国初の民間承認施設—内田病院
西山 郁夫
1
,
内田 英一
2
1公立陶生病院事務局
2内田病院
pp.903-907
発行日 1993年10月1日
Published Date 1993/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900481
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診療報酬の改定は近年,2年毎に行われるのが定着しており,この内容が病院運営を大きく左右するだけに,我々の最大関心事になっている.改定のたびに,その内容を少しでも速く承知し,医療行政のめざすところ,保険医療の意図する方向を察知して,病院としてどう対応していくかを真剣に検討し,いち早く行動することが重要であると思っている.
医療をとりまく状況はきびしさが増す一方であり,我々が頼みの綱としている診療報酬改定も要望する内容に毎回ほど遠く,いつも期待はずれに終っている.
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