現代病院長論
公立病院の院長20年間の経験から病院経営の理念を考える
寺田 守
1
1公立陶生病院
pp.898-902
発行日 1993年10月1日
Published Date 1993/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900480
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陶生病院が臨床研修指定病院に指定された15年ほど前に全国自治体病院協議会の院長セミナーで「院長論」という同じテーマで話したことがあります.現在は病院管理に携わって約20年ほどになりますが,当時は,院長になったばかりで,院長論とか病院経営について話すのはおこがましいと考え,当時,病院経営の「東海道四天王」と呼ばれていた4人の大先輩についてお話ししました.その4人というのは静岡済生会総合病院の岡本一夫先生,豊橋市民病院の森泰樹先生,それから私どもの初代院長の二宮恵一先生,大垣市民病院院長から大垣市長になられた森直之先生で,それぞれの院長のあり方論を紹介しました.今の私は毎年定年延長で1年刻みで辞令をいただいており,クラブの雇われママのようなものです.
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