建築と設備・70
給食設備
山本 辰芳
1
,
小林 重芳
2
,
甲斐 行雄
3
Tatsuyoshi YAMAMOTO
1
,
Shigeyoshi KOBAYASHI
2
,
Yukio KAI
3
1HDS研究所
2聖マリアンナ医科大学病院栄養部
3(株)甲斐社会システム工学研究所
pp.167-174
発行日 1992年2月1日
Published Date 1992/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900036
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病院給食の特徴・設備の考え方
病院における栄養管理(給食)の目的は,医師を中心としたチーム医療の一翼をにない,食事療法の実践を通して患者の疾病治療を貢献することにある.したがって病院給食の対応は患者個々であって集団としてとらえるべきではない.
つまり病院給食は,個別性のつよい多種少量方式によらなければならないことが,大きな基本的特徴であり,このことを認識することが病院厨房設備のあり方を考える上での出発点となる.
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