事例 医療設備間連携
船橋市立医療センターにおける病診連携—病院のオープン化とその活性化
佐藤 裕俊
1
,
小沢 俊
2
,
奥山 武雄
1
,
近藤 宣雄
3
,
山中 義忠
3
,
矢走 英夫
3
,
栗原 宣夫
3
Hirotoshi SATO
1
,
Shun OZAWA
2
,
Takeo OKUYAMA
1
,
Nobuo KONDO
3
,
Yoshitada YAMANAKA
3
,
Hideo YABASE
3
,
Nobuo KURIHARA
3
1船橋市立医療センター
2船橋市立医療センター診療局
3船橋市医師会
pp.80-85
発行日 1992年1月1日
Published Date 1992/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900015
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はじめに
近年の医学の進歩には目覚ましいものがあるが,それに伴い,医療技術が高度化・細分化されつつある.病院勤務医はもちろんのこと,開業医もその対応に迫られ,病診連携はますます重要性を増している.当院は,開院以来,千葉県船橋市における中核的基幹病院としての役割を果たしてきた.また同時に,市医師会員に開かれた開放型病院として病診連携を推進し,今日に至っている.開院以来8年を経過して病診連携も定着し,開放型病床の運営システムも船橋方式として全国的に注目を浴びるようになった.そこで今回は,その実績を中心に,当院におけるオープンシステムの現状を紹介する.
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