連載 臨床医が病院長になった日・7
人は宝—地域の中で存在価値を高める
平田 一人
1,2
1医療法人藤井会石切生喜病院
2大阪公立大学
pp.586-587
発行日 2024年7月1日
Published Date 2024/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541212200
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■公立大学病院で臨床医から病院長に
私は,1978年に大阪市立大学(現・大阪公立大学)医学部を卒業し,2006年に大阪市立大学大学院医学研究科呼吸器内科学教授となり,2012年より6年間同医学部附属病院副院長,2018年より2022年3月まで同院の病院長を務めました.
病院長に就任するまでの経緯としては,まず執行部に入り病院長補佐を2年務めました.その間は,病診連携と患者支援について,自分自身も重点的に勉強しながら,その強化に注力しました.その後6年間,副院長となってからは,保険診療部門はもちろん,保険外の赤字の部門(特に健診センター)の立て直しなど,経営面から携わりました.
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