昭和の暮らし・第28回
宝箱
市橋 芳則
1
1北名古屋市歴史民俗資料館
pp.426
発行日 2019年4月15日
Published Date 2019/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001201677
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子どものころ,まんじゅうやキャラメル等を食べ終わったとき,その空き箱を手に入れようと弟とよく争った思い出がある.
空き箱は,子どもにとっては創造力を発揮するアイテムだった.切ったり,組み合わせたり,色を塗ったりと工夫を凝らし,戦車や自動車等,あこがれの品をつくり出したものだ.
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