連載 病院で発生する「悩み」の解きほぐし方・1【新連載】
応召義務をどう考えたらよいのでしょう?
越後 純子
1
1国家公務員共済組合連合会 虎の門病院 医療の質・安全部 医療安全対策室
pp.378-380
発行日 2020年5月1日
Published Date 2020/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541211191
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本連載では,必ずしも一つの正解がない病院関係者を悩ます問題について,その考え方を法的・倫理的・社会的観点から多面的アプローチで解説していきます.解説は,ケースのテーマにとどまらず,応用が利くように配慮したいと思います.初回は,2019(令和元)年12月25日に厚生労働省医政局長通知(医政発1225第4号)が出された応召義務を題材に考えていきます.個人的には,本通知をもって,今後は応召義務に関する現場の悩みは相当減少するのではないかと考えていますが,このような行政通知のもたらす効力も含めて,法律的アプローチを解説します.
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