特集 ガバナンス改革で変わる病院
【事例】
医師の働き方改革における病院内の合意形成
島 弘志
1
1社会医療法人雪の聖母会 聖マリア病院
pp.664-666
発行日 2019年9月1日
Published Date 2019/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541211038
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●医師の働き方改革は,平成31(2019)年3月に決定された水準によって,いわゆる36協定に基づく年間の定められた時間外労働時間内に勤務することが,令和6(2024)年4月から求められる.
●一方,労働基準監督署による病院への労働実態調査と調査内容に対する働き方の指導が続いており,当院でも対応を行った.
●医師を中心とした職場環境の改善は,提供する医療の質を向上させるが,現実的には勤務医の増員は容易ではなく,勤務形態の変更を余儀なくされた.
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