特集 看護婦の勤務と生活の合理化
第4部 生活を豊かにするために
サークル文芸誌と院内紙(社内報)の作り方
三崎 敦
1
1上智大学新聞科
pp.185-187
発行日 1961年6月15日
Published Date 1961/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912581
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サークル文芸誌について
〔1〕目的をはつきりさせる
まずサークル活動の一つとして,同人雑誌的な文芸誌を作ることから,お話ししましよう。最初にしつかりときめておかなければならないことは,いうまでもないことですが,発行の目的を明瞭にすることです。この点が動揺していますと,その後の活動がフワフワしてとかく落ち着きがなくなつて,失敗の基となります。
〔2〕良い仲間
気の合つた仲間同士で,楽しみながら好きな文芸誌を作つてゆくのは,どんなに楽しいことでしよう。しかしそれには仲間を選ぶことが,何よりたいせつです。変な野心を持つた人,独善的ないばりやさんなどは,仲間として不適当です。何よりも文芸が好きであることが必要です。そして謙虚な協調性に富んだ人こそ最もよい仲間だと思われます。
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