特集 診療支援業務の新潮流
多職種・院内外をつなぐ地域医療連携室の役割
赤星 麻沙子
1
,
副島 秀久
2
1済生会熊本病院 地域医療連携室
2済生会熊本病院 TQM部
キーワード:
中期事業計画
,
連携会議
,
連携医療の質
,
情報収集
,
コミュニケーション
Keyword:
中期事業計画
,
連携会議
,
連携医療の質
,
情報収集
,
コミュニケーション
pp.874-877
発行日 2013年11月1日
Published Date 2013/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541102654
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当院では,「救急医療」「高度医療」「地域医療と予防医学」「医療人の育成」という4つの基本方針をもとに病院の運営が行われている.「地域医療」という点では,当院が位置する熊本市は「連携」が進んでいる地域としてよく知られており,当院でも1992年には連携室の前身である病診連携科が設置され,これまで時代の変化に対応し様々な取り組みを行ってきた.
現在,医療連携の重要性が増す中で連携室が果たす役割も大きくなっているが,本稿では多職種・院内外をつなぐために当院の連携室がどのような役割を担っているかを紹介したい.地域や病院の特性に応じて連携室のあり方も異なるとは思うが,読者の皆様の参考になればと考えている.
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