ケーススタディ 共に考える病院運営の盲点
遺体の引き取りに来ない遺族から一方的に解剖を望まれ苦慮したケース
pp.140-141
発行日 1986年2月1日
Published Date 1986/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208772
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事例
入院患者のAさん(男性・72歳)が死亡した時のことである.
私は地方の私立の一般病院の医事課員であり,ケースワーカー的な業務にも多少従事している者であるが,1か月ほど前に,当院のご近所に住む方(Aさんの住むアパート家主)が,窓口へ訴えに見えたことから,Aさんの現実とおつきあいするようになった.家主の訴えというのはこうである.
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