新病院建築・96
手術部の平面型
伊藤 誠
1
Makoto ITOH
1
1千葉大学工学部建築学科
pp.1045-1049
発行日 1985年12月1日
Published Date 1985/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208738
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外科学の進歩は目覚ましい.それに伴って手術に使用される器械や設備も大きく変わりつつある.当然,手術部の平面にも絶えず見直しが迫られている.例えば,従来からの平面型に対して清潔ホール型が提案され,その長短などが論じられているのもその一環と見てよい.
平面型を論ずるにもいろいろな視点がありうるが,本稿では動線の捌き方を軸にして最近の手術部の平面を体系的に整理し,それぞれの問題点を明確にしておきたい.
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