病院運営の変化 ここ10年余病院はどう変わったか
リハビリテーション医療・この15年
二木 立
1
Ryu NIKI
1
1日本福祉大学
pp.1050-1053
発行日 1985年12月1日
Published Date 1985/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208739
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
1970年代以降リハビリテーション医療は着実に発展してきた.特に1980年前後からは,一般病院における「早期リハビリテーション」の急速な普及を始め,理学療法士・作業療法士数の急増,日本リハビリテーション医学会専門医・認定医制度の発足,リハビリテーション関連医療費の大幅引き上げなど,リハビリテーションは飛躍期あるいは「離陸期」を迎えている.他面,それにもかかわらず,リハビリテーションが依然として医療の他部門と比べて立ち遅れていることも否めない.小論では,1970年以降15年間のリハビリテーション医療の変化と不変化(光と影)を,①人材,②施設,③医療費という三つの側面から,検討していきたい.
Copyright © 1985, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.