新 病院建築・78
静岡県立総合病院の設計
塩田 明弘
1
Akihiro SHIOTA
1
1(株)内藤建築事務所
pp.521-527
発行日 1984年6月1日
Published Date 1984/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208337
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静岡県では,県立4病院のうち,こども病院を除く3病院が老朽化し,手狭で,新しい医療事情に対応しきれなくなっていた.「県立3病院整備委員会」は,総合病院と精神病院の2本立てで整備すべきであり,総合病院は高度医療・特殊医療を分担する県内公的医療機関の中核として機能すべき旨を答申された.
その結果,中央病院と富士見病院を統合して移転新築し,総合医療体制で成人病・結核診療・救急医療・へき地医療活動への応援・臨床研究活動・医療従事者の研修を果たす機能と施設を一新する計画が実現されたものである.
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