特集 病院における減量経営の意味と対策
医療費抑制下における経営改善対策—中小病院の対応を中心に—北海道厚生連
阿部 隆
1
Takashi ABE
1
1北海道厚生農業協同組合連合会総務部医務課
pp.952-954
発行日 1983年11月1日
Published Date 1983/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208159
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北海道厚生連の概況■
厚生連は農協組織の法人であるが,その病院は医療法上公的医療機関となっている.
北海道厚生連の歴史は,昭和14年の農民による北紋及び上川医連創立を原点とし,その後全道的な運動の広がりにより,産業組合,農業会を経て23年に農協連合会として引継がれて設立された.以来道内農山漁村を中心に医療,健康管理,保健資材供給の各事業を主軸として積極的な活動を展開している.しかし,設立当時62か所存在した医療施設は,市町村立への移管により現在は総合病院6か所,中小病院10か所,許可病床数3,152床(一般2,779床,結核51床,精神322床),健診センター3か所となり従業員数2,315名の規模となっている.
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