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病院検査部のレベルアップに貢献,今教育の道へ 千葉大学講師,医学部附属病院検査部 中甫氏
清瀬 闊
1,2
1三井記念病院中央検査部
2健康管理科部
pp.932
発行日 1982年11月1日
Published Date 1982/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207868
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検査関係の非医系の人々の中で,最も将来を嘱望されている中堅の1人である.昭和56年千葉大学降矢震教授の指導のもとに研究した「二基質アルカリ性燐酸酵素測定法」に関する論文で医学博士の称号を授与され,同年同大学の講師に就任された.
京都の出身で高校卒業後直ちに東京衛生病院の臨床検査室に就職.病院の好意によって翌年から,断続的ではあるが4年間米軍病院で,更に1年間慶応大学で検査技術の勉学が出来たことは,後に理科大学化学科を卒業するきっかけともなっている.もちろん実社会生活から必要性を感じての勉学は,それなりに努力した結果であろうが,その基礎を導き出してくれたのは当時の東京衛生病院の市瀬晴夫院長である.
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