検査報告拝見 一般検査
大阪大学医学部附属病院中央臨床検査部
今井 宣子
pp.82-83
発行日 1990年1月1日
Published Date 1990/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543900020
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はじめに
当院一般検査室には新鮮尿,糞便,髄液・穿刺液,胃液,十二指腸液,喀痰,腎機能の計7種の検査依頼用紙がある.それぞれに入院用,外来用の2種類があり,入院用は上から詰所控,受付控,報告書,報告書控の4枚綴り,外来用は上から受付控,報告書,報告書控の3枚綴りとなっている.大きさは18×18.5cmで,上1/3が患者情報用,下2/3が検査成績用である.当検査部の検査依頼用紙はすべてがこの様式で作られている.また,用紙上端にはそれぞれ異なった色が印刷されていて,ひと目で何の検査依頼用紙かがわかるようになっている.例えば,新鮮尿は青色,髄液・穿刺液は緑色である.
結果の報告に際しては,コンピュータ化している部門ではこの報告書とは別の報告用紙にプリンタから打ち出して報告書としているが,一般検査室はまだコンピュータ化されていないため,この報告書に直接手書きして報告する形をとっている.
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