老人医療と福祉の課題
老人ケアへの対応と施設拡充の経緯—三重県・小山田病院の例
川村 耕造
1
1医療法人社団主体会
pp.901-905
発行日 1982年10月1日
Published Date 1982/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207864
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
小山田病院は三重県四日市市の西南に位置し,小山田老人施設群〔小山田特別養護老人ホーム(以下特養ホームと略す),小山田病院,第2小山田特養ホーム=痴呆専用ホーム,軽費老人ホーム(B型),デイ・サービス・センター,老人憩の家〕の一角にあり,内科・外科・整形外科・眼科・神経科・リハビリを有する病院で,緑に囲まれた閑静な環境の中に建っている.老人ホームは社会福祉法人青山里会,小山田病院は医療法人主体会によって運営され,デイ・サービスは四日市市より委託され運営されている.医療法人主体会は四日市中心部で,川村病院(内科・外科・消化器病科),川村第1病院(放射線科,理学療法科),人工腎臓透析センターを運営しており,小山田老人施設群における高度医療の役割を受け持っている.
これらの老人施設がどのような動機で建設され,どのような事態に直面して,どのような考え方に基づいて発展したのか,将来的展望をも含めて紹介したいと思うう.
Copyright © 1982, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.