リハビリテーション・インフォメーション
鳥取県/三重県
出路 成治
1
,
市田 由香里
1
,
落合 兵吉
2
,
大橋 博
3
1山陰労災病院
2国立療養所三重病院
3三重県立高茶屋病院
pp.962-963
発行日 1981年11月15日
Published Date 1981/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102523
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はじめに
鳥取県は面積3,492.34km2人口60万人余りの日本海に面した細長い山陰の小さい県である.産業は,農蓄産業と観光が主であり,二次,三次産業の比率は大変に低いため学業を終えた若者が県内に職を求めてもままならず,県外就職や農閑期の出稼ぎ者が多く,ひいては全国屈指の高齢者県となっている.したがって,医療に対する需要は高い.しかも現実に県民人口に対する医師の数は,全国2位と高く,13万人市民の米子市に至っては,鳥取大学附属病院がある関係で医師が多く,全国1位と医療面では恵まれている.看護婦,検査技師などのパラメディカルスタッフの充足率も高く現在不足しているのは,リハ部門に限られるようである.
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