小特集 病院臨床実習の実情と問題点
臨床実習受入れの実情と問題点
放射線部門
学校と実習施設間の交流促進が必要
大越 健一
1
1慶応大学病院放射線技術室
pp.658-662
発行日 1981年8月1日
Published Date 1981/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207529
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実習生受け入れの実情■
1.放射線治療実習(実習責任者:補佐坂井博志)
ライナック1台,アフターローデング1台,カリホルニウム1台,シミュレータ1台が,現在実働の装置で,規模の割合に,治療室の数,装置数とも少なく,受け入れる適正な学生数は3名くらいと考えているが,現在,城西と都立から時期をずらし,それぞれ5名なので,やや荷が重い.両校とも,実習期間は2週間(82時間)で,時間は少ない.
1)高エネルギー放射線照射の実習:鉛ブロックによる不整型照射野の補正,シャドートレーの着脱,ウェッジフィルターの使用,絞り調整,固定器具の使用法を実習させ,照射は見学させる.加速器モニターの増量更正実習.
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