【連載】People-Centered Care 市民とともに歩むナースたち(8)
「多世代交流型デイプログラム 聖路加 和みの会」 一人ひとりが輝くための世代間交流支援
亀井 智子
1,2
1聖路加国際大学看護学部 学部長
2大学院看護学研究科 教授
pp.86-89
発行日 2025年7月20日
Published Date 2025/7/20
DOI https://doi.org/10.32181/jna.0000002207
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わが国は世界でも類を見ないスピードで少子超高齢化が進展し、現在では総人口の約30%を65歳以上の高齢者が占めています1)。こうした社会の変化は、医療・看護のあり方を根本から見直す必要性を私たちに突きつけています。特に看護においては、病気等の治療だけでなく、高齢者が住み慣れた地域で、自らの生活を意味あるものと感じ、社会の一員として役割を持ち続けられるよう支える視点が求められます。

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