ケース・レポート コンピュータの導入と活用
中規模病院におけるコンピュータ導入の経験
佐藤 太一郎
1
,
中江 良之
1
,
岩井 俊二
1
,
吉田 力三
1
,
小林 正則
1
,
石川 好文
1
,
杉浦 伸治
1
1愛知紡績株式会社附属八千代病院
pp.313-316
発行日 1981年4月1日
Published Date 1981/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207438
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最近10年間,コンピュータは病院医事業務を先頭にして病院管理の面へ進出してきた1,2)が,その方式(EDPS)には差があり,それぞれに長所と短所がある3).大勢の赴くところとはいえ,病院へのコソピュータ導入にはそれぞれの施設の当事者の陰の努力4)があって始めてその成果が得られるもので,その成功か5)失敗か6)は当事者の努力もさることながら,トップの理解と全職員の協力の度合いによって決まるのではないかと思われる.コンピュータの導入に当たり,各施設における問題のとらえ方,トップの意向と現場での効用の判断,院内各部門の協力の取り方,そして導入の手順などについての具体的な記述は意外に少ない,我々は2年余にわたってコンピュータ導入にかかわってきたので,その足跡を振り返りご批判を仰ぎたい.
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