民間病院の新しい試み
中規模病院のコンピュータ利用—太田市・本島病院
中野 隆男
1
1本島病院電算室
pp.654-656
発行日 1978年8月1日
Published Date 1978/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206612
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
1642年,フランスのブレス・パスカルにより自動計算機が開発されて以来今日の電子計算機(以降電算機と呼ぶ)に発展するまで,330年余りが経過している.しかし,電算機が病院業務の中にとりいれられるようになってから,まだ日が浅い.最近の情報化時代は,Electronic Data Processing System化を急速な勢いで進展させた.昨今のホスピタルショーやビジネスショーにおいては,さながらコンピュータショーのきらいがあるほど,メーカーおよびユーザー双方に電算機に対する関心の高まりがある.私は,このような情勢下に,当病院が今までにどのような経過で電算機化を推進してきたのかを述べ,あわせてその反省や導入したための利点などについて触れてみたい.
Copyright © 1978, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.