実務のポイント 購買・倉庫
高額医療機器の請求から決定購入までの実務と工夫
大塚 暢
1
1聖隷浜松病院
pp.64-65
発行日 1980年1月1日
Published Date 1980/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207064
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大企業が未開発分野であった医療に取り組み始めてから,急激に高性能な高額医療機器が市場に出回るようになった.この供給体制の確立を境として,患者中心の高度な医療の提供を目指す病院は,少しでも充実した医療機能を備えようと,不採算を覚悟で機器整備に努め,急ピッチに重装備化の道を歩んでいる.その結果として,病院は驚異的な近代化,診断,治療レベルのアップに成功したが,反面,資金の固定化,返済金,減価償却費の増大等種々の経営上の問題を抱えることとなった.
そんな背景からか,最近どこの病院でも「設備投資管理」や「購買管理」を病院経営の最重要課題として位置づけ,真剣な取り組みを行っている.
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