現場訪問
新潟県・雪椿友の会会員(オストミービジター)中山憲一さん 新潟大学医療技術短期大学部阪本恵子さん
本誌編集室
pp.954-955
発行日 1979年11月1日
Published Date 1979/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207019
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人工肛門の人たちにとっては人工肛門を造設すること自体が,解剖・生理学的に問題を生じさせやすく,退院後の社会生活における問題は複雑かつ深刻である.すでにアメリカでは,人工肛門患者のケアの一方法として,オストメイト(人工肛門の仲間)による患者訪問のシステムがあり,その訪問者はオストミービジターと呼ばれている.オストミービジターによる訪問活動は,患者の様様な問題解決に役立ち効果をあげていると言われている.そこで,我が国では始めてそのアメリカの経験を取り入れ,人工肛門受術者に新潟県で実際にビジターとして同様の活動をしている中山憲一さんとビジター活動の推進者である阪本恵子さんにお話を伺った.
--オストミービジターとはどんな活動でしょうか.
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